(注:ここで言うのはレティクルやドットのカラーが
複数色から選択・変更できるドットサイトではなく、
色の変更が出来ないドットサイトのお話しになります)
レティクルカラーが赤以外の新製品が最近多くなってきました。
特定の環境下でドットやレティクルの視認性が高く、
見た目も新鮮な事もあり、人気が高くなってきています。
これらのドットサイトが、今まである赤いドットサイトを置き換えるか、
というと現時点ではまだまだのようです。
技術的な蓄積が、赤レティクルのドットサイトよりも少ないからだと思われます。
特にレンズのコーティングに関しては各社色々と試行錯誤しているようです。
赤レティクルと同じようなレンズコーティングで緑レティクルが若干見にくかったり、
逆に緑レティクルは見やすいものの、レンズコーティングにより
レンズにはっきりとわかる色が付いているモデルがあったりします
赤いレティクルを使ったドットサイトのレンズでも、
周囲の光量や照明の色温度で影響を受けることがありますが、
グリーンレティクルやそれ以外のレティクルの物は、傾向として
周囲の色や明るさが与える影響が大きいようです。
Holosun社の初期のグリーンレティクルモデルで、
海外のユーザーでも、屋内光源で色温度が低めだと紫のシミ
『Purple haze 』が出ると一部話題になりました。
こちらでも同様の感想をユーザー様から頂きまして、
Holosun社に確認、交換等をして頂いた事があります。
現時点では、これが仕様という事のようです。
しかし、各社ともこれからどんどんと技術的な蓄積が進み、
こなれてくるかと思います。
なので、今の所はそういったこともある、とご留意頂けたら幸いです。